2026-07-09
TSUBAME4で提供しているSSDストレージ(個人のホームディレクトリ・高速ストレージ領域)において、導入当初の想定を大きく上回る数のファイルが作成されており、ファイルシステムにおけるファイル数の上限に到達する可能性が出てきました。
システム上限に到達した場合、これらの領域でファイルが一切作成できなくなり、高速ストレージの利用はもとよりTSUBAMEへのログインも出来なくなる恐れがあるため、情報基盤センターではファイルシステム上のファイル数の削減策を実施しておりますが、利用者の皆様におかれましてもファイル数の削減へのご協力をお願いいたします。
なお、ホームディレクトリ (/home) のファイル(inode)数上限は現在2,000,000としておりますが、本事象が改善できない場合の対応として上限値を近い将来に200,000に削減することを検討しております。以下の手順でご自身のホームディレクトリのファイル数を確認のうえ、200,000を上回っている場合には、200,000を下回るようファイル数を削減してください。
対象ディレクトリ
対象外のディレクトリ
- 個人のワークディレクトリ(/work)
- グループの大容量ストレージ領域(/gs/bs)
使用中のinode使用数の確認方法
自身のホームディレクトリ、グループディスク(/gs/fs)全体のinode数を調べる場合
ログインノード上で t4-user-info コマンドを実行することで、使用中のinode数を確認できます。
- ホームディレクトリ(/home)
$ t4-user-info disk home
home領域のi_files列が使用中のinode数となります - 高速ストレージ領域(/gs/fs)
$ t4-user-info disk group
左側/gs/fsのfile(M)列が高速ストレージで使用中のinode数となります-g tgX-XXXXXをつけることで特定のグループのみの情報を確認できます。
特定のディレクトリ配下のinode数を調べる場合
以下のコマンドで、指定したディレクトリ配下のディレクトリ・ファイル数を確認できます。
$ du -s --inode [調べたいディレクトリのパス]
inode数の削減方法
inodeはファイルに紐づけられた管理情報のため、ファイル・ディレクトリ数を削減することで削減可能です。
対象のファイルシステムに格納されたファイルについて、以下の対応をご検討ください。
- 不要なファイルを削除する
- 複数のファイル・ディレクトリを圧縮して1ファイルにする
- ワークディレクトリ、または大容量ストレージ領域(/gs/bs)に移動する。( これらの領域のinodeには余裕があります )
特に、Pythonのパッケージやvirtualenv(venv)を導入した際に大量のファイルが生成されるケースを確認しています。
Python関係のファイルの整理方法についてFAQ記事を作成いたしましたので、適宜ご活用ください。
inode利用数の目安
- ホームディレクトリ(/home)
ホームディレクトリのinode数上限について、現在の200万から20万程度への変更を検討しています(実施時期未定)。
そのため、20万ファイル未満となるよう削減にご協力ください。
(ワークディレクトリ(/work)のinode上限値(200万)については変更予定はありません ) - グループディスク(/gs/fs)
グループディスクについて、制限値(2,000,000 / 1TB )の変更予定はありません。
無理のない範囲でファイル数削減にご協力いただけますと幸いです。
特に、所有者の離脱によりアクセス不可となったファイルが発生しないようご協力いただけますと幸いです。