2. TSUBAME4.0での利用方法¶
Info
商用アプリケーションの学内利用に際し、ライセンスの利用制限を設けております。ライセンスを占有しないようご協力ください。
ライセンスの占有・長時間利用を確認した場合、予告なくライセンス利用を停止することがあります。
詳細についてはライセンスの制限内のライセンス数の制限についてをご参照ください。
Info
本ページのコマンドライン例では、以下の表記を使用します。
[login]$ : ログインノード
[rNnN]$ : 計算ノード
[login/rNnN]$ : ログインノードまたは計算ノード
[yourPC]$ : ログインノードへの接続元環境
2.1. Mathematicaの実行¶
2.1.1. インタラクティブノードでのMathematicaの起動/実行¶
ログインノードは計算ノードとは別構成となっており、ログインノード上でアプリケーションを実行することは想定されておりません。
ログイン方法を参考にログインノードにログイン後、インタラクティブノードを利用したX転送を参考にノードをX転送付きで確保するか、Open OnDemandを利用して計算ノードにログインしてください。
以下以降の例では、全て計算ノードにログインした状態で行います。
Info
Mathematica バージョン14.1以降、アプリケーションの起動コマンド名が変更になりました。
利用するバージョンに合わせて、手順を参照してください。
デフォルトで有効になるバージョンを確認する場合、以下のコマンドを実行します。
$ module avail mathematica
出力されたバージョン一覧のうち、下線が引かれたバージョンがデフォルトで有効になります。
出力例
mathematica/14.0 mathematica/14.1
2.1.1.1. Mathematica 14.0 利用時¶
CUIの場合は以下のコマンドを実行してください。
[rNnN]$ cd <利用したいディレクトリ>
[rNnN]$ module load mathematica/14.0
[rNnN]$ math
Mathematica 14.0.0 Kernel for Linux x86 (64-bit)
Copyright 1988-2023 Wolfram Research, Inc.
In[.1]:=
「Quit」コマンドにより、終了することが出来ます。
> In[1]:=Quit
GUIの場合は以下の方法で実施してください。
コマンド実行例
割り当てノードはコマンド実行時に空いているノードですので、明示的にノードを指定することはできません。
[rNnN]$ module load mathematica/14.0
[rNnN]$ mathematica
画面左部の「New Document >Notebook」をクリックすることで、ノートブックが起動します。
終了する場合は、ノートブックのメニューバーから [File]を選択し「Quit」をクリックします。
2.1.1.2. Mathematica 14.1以降 利用時¶
CUIの場合は以下のコマンドを実行してください。
[rNnN]$ cd <利用したいディレクトリ>
[rNnN]$ module load mathematica/14.1
[rNnN]$ math
Wolfram 14.1.0 Kernel for Linux x86 (64-bit)
Copyright 1988-2024 Wolfram Research, Inc.
In[1]:=
「Quit」コマンドにより、終了することが出来ます。
> In[1]:=Quit
GUIの場合は以下の方法で実施してください。
コマンド実行例
割り当てノードはコマンド実行時に空いているノードですので、明示的にノードを指定することはできません。
[rNnN]$ module load mathematica/14.1
[rNnN]$ WolframNB
画面左部の「New Document >Notebook」をクリックすることで、ノートブックが起動します。
終了する場合は、ノートブックのメニューバーから [File]を選択し「Quit」をクリックします。